患者さまから多くお寄せいただく
ご質問にお答えします
よくあるご質問
インプラントQ&A
Qインプラント治療をするのに年齢制限はありますか?
若年層の方で、まだ骨が成長途中にある方は、顎骨の成長が終わってからになります。
成人~高齢の方については、特に制限はありません。ただし、全身疾患をお持ちの方は、内科の主治医と必ず連携をとりながら治療を進めます。
少し話が逸れますが、当院では、「歯の治療は65歳までにすべて終えてあげたい。」というポリシーを持っています。これは、65歳までに治療を終え、来るべき老後に向かってしっかりと噛める状態を整えておくことが、生涯にわたり咀嚼(噛むこと)を維持する一つの目安になると考えているため
です。
例えば、60歳まではなんとか自分の歯を残すことができたものの、65歳になる頃には多数の歯を失ってしまうと考えられる場合には、早い段階で無駄なくインプラントを有効活用し、残された人生をしっかり噛み続けることができるようお手伝いすることが、歯科医師としての役割だと考えています。
Q以前通院していた歯医者さんで、「上の奥歯の骨が薄くてオペができない」 と言われました。入れ歯は嫌なので、インプラントにできないでしょうか?
このようなご相談は多いのですが、当院の術式であれば、可能なケースが大半です。
上の奥歯の骨が薄い場合、現在においても「サイナスリフト術」と呼ばれる、歯ぐきを大きく切開し、頬骨に大きな穴を開け、骨補填剤(人工的に骨を作る材料)を大量に入れる方法が用いられることが多くあります。
当院では、患者さまの自家骨(ご自身の骨)を削るのではく、優しく持ち上げながらインプラントを埋める穴を圧縮拡大する「オッセオデンシフィケーション」という先端的なドリル法を採用しています。これにより、骨が薄い患者さまにおいても、骨補填剤を使用せず、切開も最小限で済むことがほとんどです。
Qセカンドオピニオンです。前歯のインプラントを希望しています。他の歯医者さんで、「骨を増やす治療が必要」、「治療費は1本100万円」、「治療期間は1年」と言われました。娘の結婚式があるので短期間で見た目も綺麗に治療できないでしょうか。
症例にもよりますが、ほとんどのケースで、8週~10週でセラミックを装着できます。通院回数はインプラントオペで1回、術後管理では1~2回(約5分)、型取りで1回、セラミック装着で1回の合計4~5回です。
また、セラミックの歯の美しさはもちろん、歯の根の一部を骨内に既存する治療法により、歯ぐきの凹凸まで美しいインプラント治療をご提供しています。下の写真は、当院の実際のインプラント治療後の写真です。どれがインプラントをした歯か当ててみてください。
Q金属アレルギーでもインプラント治療はできますか?
インプラント組織はチタンでできています。チタンアレルギーは非常に稀ですので、よほどのことがない限り、アレルギー症状が起こることはありません。それでも気になる方は、前もって皮膚科でのアレルギーテストを受けていただくことをお勧めしております。
Qインプラントオペは何時間かかりますか?
その日はお酒を飲んでも大丈夫ですか?
ケースによって異なるものの、1本のインプラントを埋入するのにかかる時間は30分程度です。これより、もっと早く埋入が終わることも多々あります。
インプラントを埋入した後は、仮歯などを作成するための時間がかかります。早い場合は、トータル2時間以内です。
お酒は抗生物質の血中濃度が下がり後出血のリスクがあるため、当日はなるべく控えた方が懸命です。
Q以前通院していた歯医者さんでインプラントを入れました。インプラントにしてからまだ1年目ですが、よく歯ぐきが腫れます。原因は何ですか?再度インプラント治療をしないとダメですか?
実際の患者さまの状況を拝見していなければ正しい診断はできません。
これは憶測に過ぎませんが、考えられる状況のひとつとしては、MBL(マージナルボーンロス:インプラントの周囲の骨が吸収する(痩せる)こと)を起こして、感染を起こし、インプラント周囲炎になっていることが考えられます。
仮にこのような場合には、原因となっているインプラントを撤去し、新たに正しいポジションにインプラントをやり直すことが良い場合もあります。
Qインプラント検討中です。転勤が多く、通えなくなるかもしれませんが、インプラント治療はできますか?その後の検診はどうすればいいですか?
基本的には、埋入したインプラントも、装着した補綴物(被せ物)も、それをした先生がかかりつけ医として、生涯にわたり責任を持って対応すべきと考えます。
転勤等でどうしても通院が難しくなる場合、少なくともインプラント埋入から補綴物(被せ物)の装着、すなわち一連のインプラント治療が終了するまでは、当院にお越しいただくことをお願いしています。これは当院に限らず、他の歯科医院で治療される場合もそうされることをお勧めします。
その後のメンテナンスは数か月に1度のペースです。可能であれば当院にご来院いただければと思いますが、難しい場合には紹介状を作成しますので、通院できる範囲で、信頼できる歯科医院をお探しください。一部地域においては、ご紹介できる歯科医院もあります。
Qインプラント手術が怖いのですが、全身麻酔はありますか?
当院では全身麻酔は提供しておりませんが、ご希望される患者さまには、笑気麻酔のもとでインプラント治療をすることも可能です。その他、気分を抑える飲み薬で、不安な気持ちを落ち着かせていただくこともできます。
インプラント治療に不安をお持ちの方は、どうか無理することなく、その想いを事前にお伝えください。患者さまの気持ちに寄り添い、できる限りの対応を行います。
当院の多様な
インプラント症例を
ぜひご覧ください
当院では、インプラント治療を行う医院選びのご参考となるよう、様々なインプラント症例を紹介しています。大阪市でインプラント治療をご検討の方は、地下鉄四ツ橋駅・心斎橋駅直結のなかやま歯科まで、お気軽にご相談ください。
症例紹介- ●インプラント治療にともなう一般的なリスク・副作用
- ・機能性や審美性を重視するため自費(保険適用外)での診療となり、保険診療よりも高額になります。
- ・インプラントの埋入にともない、外科手術が必要となります。
- ・高血圧症、心臓疾患、喘息、糖尿病、骨粗鬆症、腎臓や肝臓の機能障害などがある方は、治療を受けられないことがあります。
- ・手術後、痛みや腫れが現れることがありますが、ほとんどの場合1週間ほどで治ります。
- ・手術後、歯ぐき・舌・唇・頬の感覚が一時的に麻痺することがあります。また、顎・鼻腔・上顎洞(鼻腔の両側の空洞)の炎症、疼痛、組織治癒の遅延、顔面部の内出血が現れることがあります。
- ・手術後、薬剤の服用により眠気、めまい、吐き気などの副作用が現れることがあります。
- ・手術後、喫煙や飲酒をすると治療の妨げとなるので、1週間は控えてください。
- ・インプラントの耐用年数は、口腔内の環境(骨・歯ぐきの状態、噛み合わせ、歯磨きの技術、メンテナンスの受診頻度、喫煙の有無など)により異なります。
- ・毎日の清掃が不十分だった場合、インプラント周囲炎(歯ぐきの腫れや骨吸収など)を引き起こすことがあります。
- ●麻酔薬の使用にともなう一般的なリスク・副作用
- ・インプラントによる治療などの自費診療(保険適用外)で笑気吸入鎮静法を行なう場合は自費診療となり、保険診療よりも高額になります。
- ・笑気吸入鎮静法の実施により、ごくまれに効果が切れたあとの吐き気や嘔吐、末梢神経障害が現れることがあります。
- ・麻酔薬の影響ではなく緊張状態や麻酔注射時の疼痛により起こる脳貧血により、悪心、吐き気、手足の震え・痺れが起こることがあります。
- ・麻酔効果が切れるまで口の中の粘膜や唇の感覚が麻痺しているため、唇を噛んだりやけどなどをしないよう、食事は避けてください。
- ・アルコールにより血流が良くなり、出血・腫れ・痛みが増してしまうことがあるため、飲酒は避けてください。