なかやま歯科の
実際のインプラント治療の流れ
実例による詳細症例紹介
「全顎的治療」、
「1本だけの治療」の流れを詳しくご紹介します
インプラント手術を行う前には一体どんな検査や治療計画作成があるのか、インプラント手術はどのように進んでいくのか、手術後の患部付近はどのようになるのか…。実際にインプラント治療をご検討されていらっしゃる方は、きっとこんな疑問や不安をお持ちでないかと想像します。
ここでは、当院のインプラント治療の流れを、実際の症例写真を用いながら詳しくご紹介します。
【ケース1】
噛めないお口を、歯ぐきを切らないインプラントで短期間に治療
インプラント治療を終え、鏡で見たご自身の口元に喜んでくださった患者さま。国際学会でも発表したこの治療には、これまで当院が蓄積した知識と技術、先進設備、そして健康志向型歯科医院としての新たな取り組みが余すところなく採り入れられています。
本ケースでは、患者さまのご協力・ご承諾のもと、お顔の加工なしに、詳細な治療内容の一連や、治療前・治療後の比較をご紹介します。
長らく満足に噛むことができず、以前のようにお寿司の軍艦巻きをおいしく食べたいとお望みのところ、低侵襲・短期間で治療ができる当院をご存知になりご来院くださいました。
前歯を失ってしまったほか、奥歯は歯周病のため、噛むたびに揺れて噛めない状態でした。まずは早急に噛める状態に治療することが何より大切です。
ワックスアップ(治療用模型)により、治療後の状態を患者さまと一緒に確認します。
お口の中のデジタルデータをもとに、コンピューターガイデッドサージェリーシステムを活用し、適切なインプラント治療を行うためのシミュレーションを行います。
3Dプリンタで作成したガイド装置を用いて、シミュレーション通りの位置、角度、深さにインプラントを埋入します、上下を一度のオペで終わらせ、またメスなどで歯ぐきを切らない術式のため、術後の腫れや痛みを低減することができます。
下段の各画像がシミュレーション画像、上段の各画像が当院院長中山が実際にインプラントを埋入した後のCT画像です。シミュレーション通りにインプラントが埋入されていることが確認できます。
インプラント埋入直後の骨との接合状態を数値で計測。70以上の数値が確保できている箇所は即日のうちに噛ませることが可能です。
オペ翌日の状態です。痛み、出血、腫れはほとんどなかったとのことでした。この後、インプラントと骨はさらに強く結合します。なお、この仮歯の次にはさらに精度の高い仮歯を装着し、顔との調和をしっかりと確認したうえで、最終の歯を製作・装着します。
顔との調和を確認。仮歯を装着した状態の正面写真をもとに自然で美しい表情であることを確認します。
最終のセラミックの歯を装着し、インプラント治療が終了しました。
上顎はAGCブリッジ、下顎は臼歯部はインプラントにて噛み合わせの再建を行っています。
治療前は低栄養ぎみでしたが、しっかりと噛めるようになり栄養状態も改善しました。
初診時年齢 | 56歳 |
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主訴 | 噛むたびに揺れて噛めない |
処置内容・方法 | 上顎はAGCブリッジ、下顎はインプラントとセラミックブリッジによって全顎的に治療した。 |
抜歯の有無 | あり |
埋入本数 | 上顎6本、下顎4本 |
埋入箇所 | 上顎全体、右下・左下臼歯部 |
治療期間 | 6ヶ月(来院回数15回:クリーニングのみも含みます) |
費用 | 詳しくは料金表ページをご覧下さい |
リスク | 治療方法や費用、治療期間などは、ケースによって異なります。患者さまに合わせた治療計画をカウンセリング時にご提案いたしますので、治療例は参考程度にご覧ください。 |
【ケース2】
前歯の抜歯即時埋入症例
続いて、折れた前歯のインプラント治療の流れをご紹介します。
右上の前歯がぐらつくとのことで、ご来院されました。まずは検査を行い、ぐらつく原因を究明します。
調べてみると、歯の根っこが割れてしまっており、インプラントにより前歯を再建することになりました。
抜歯して、インプラント埋入のスペースを形成します。
インプラントを埋入し、同時に仮歯を入れました。もちろん仮歯でも、その日から噛んでいただくことが可能です。美しい見た目の本番の歯は、後日作製して付け替えます。
オペ1週後。痛みや腫れがなく良好な治癒経過です。
オペ8週後。固定状態良好で、これから最終的な型取りをしていきます。この時点では、まだ仮歯を装着していただいています。
オペ10週後に、セラミックの本番の歯をセットしました。仮歯の状態と比較すると、その違いは一目瞭然。歯の色はもちろん、際のラインが整っているのがわかります。一目見ただけでは、どの歯がインプラントなのか、なかなか見分けることができません。
なかやま歯科のインプラント治療は、このようなプロセスを経て治療を終了します。
初診時年齢 | 46歳 |
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主訴 | 右の前歯がぐらつく |
処置内容・方法 | 折れた歯を抜歯してインプラント治療をした |
抜歯の有無 | 有り |
埋入本数 | 1本 |
埋入箇所 | 右上前歯 |
治療期間 | 10週 |
費用 | 49万5千円(税込) |
リスク | 定期的なメンテナンスを怠ると、インプラント周囲炎などにより予後が悪くなる可能性があります。 |
当院の多様な
インプラント症例を
ぜひご覧ください
当院では、インプラント治療を行う医院選びのご参考となるよう、様々なインプラント症例を紹介しています。大阪市でインプラント治療をご検討の方は、地下鉄四ツ橋駅・心斎橋駅直結のなかやま歯科まで、お気軽にご相談ください。
症例紹介- ●インプラント治療にともなう一般的なリスク・副作用
- ・機能性や審美性を重視するため自費(保険適用外)での診療となり、保険診療よりも高額になります。
- ・インプラントの埋入にともない、外科手術が必要となります。
- ・高血圧症、心臓疾患、喘息、糖尿病、骨粗鬆症、腎臓や肝臓の機能障害などがある方は、治療を受けられないことがあります。
- ・手術後、痛みや腫れが現れることがありますが、ほとんどの場合1週間ほどで治ります。
- ・手術後、歯ぐき・舌・唇・頬の感覚が一時的に麻痺することがあります。また、顎・鼻腔・上顎洞(鼻腔の両側の空洞)の炎症、疼痛、組織治癒の遅延、顔面部の内出血が現れることがあります。
- ・手術後、薬剤の服用により眠気、めまい、吐き気などの副作用が現れることがあります。
- ・手術後、喫煙や飲酒をすると治療の妨げとなるので、1週間は控えてください。
- ・インプラントの耐用年数は、口腔内の環境(骨・歯ぐきの状態、噛み合わせ、歯磨きの技術、メンテナンスの受診頻度、喫煙の有無など)により異なります。
- ・毎日の清掃が不十分だった場合、インプラント周囲炎(歯ぐきの腫れや骨吸収など)を引き起こすことがあります。
- ●CTを用いた検査にともなう一般的なリスク・副作用
- ・コンピューターを駆使してデータ処理と画像の再構成を行い、断層写真を得る機器となります。
- ・治療内容によっては保険診療となることもありますが、基本的には自費(保険適用外)での診療となり、保険診療よりも高額になります。詳細は歯科医師にご確認ください。
- ・検査中はできるだけ顎を動かさないようにする必要があります。
- ・人体に影響しない程度(デジタルレントゲン撮影装置の1/10以下)の、ごくわずかな被ばくがあります。
- ・ペースメーカーを使われている方、体内に取り外せない金属類がある方、妊娠中または妊娠の可能性のある方は検査を受けられないことがあります。
- ●ガイドサージェリーを用いた治療にともなう一般的なリスク・副作用
- ・機能性や審美性を重視するため自費(保険適用外)での診療となり、保険診療よりも高額になります。
- ・サージカルテンプレート(手術用テンプレート)を作製することで、インプラントの埋入位置・方向・角度・深さの精度と正確性を向上させられます。
- ・低侵襲での治療が可能ですが、術後に腫れや痛みが現れることがあります。